LIM PRESS
Online/Digital
We will start a new music media, "LIM PRESS". LIM stands for “Live in the (a) moment”. “Now” will be connected to create the future. The future will surely be wonderful if people all over the world can enjoy this moment and moment as much as the venue of the festival is filled with bursting smiles! Such optimistic feelings are included.
LIM is a medium that focuses on "live". "Live" is a space created by mixing musicians, lighting, sound, audience, and the atmosphere of the time, and it is "now" itself. I cut out the moment and interviewed what happened there right now. I would like to convey not only the charm of music itself, but also the vast possibilities behind it, with free color and straightforwardness. Source
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| Scope | International |
|---|---|
| Language | English, Japanese |
| Country | Japan |
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Search Articles【フジロック’26総括 Vol.3】配信で味わうフジロック
「どう向き合うか」で聴こえる音は変わる、配信で味わうフジロック 前夜祭を含め、約12万人を動員し今年も大盛況のうちに幕を閉じた『FUJI ROCK FESTIVAL ’26』。今回は3日間にわたるストリーミング配信を通じて感じた「配信で味わうフジロック」と、これまで体験してきた「現地・苗場で体感するフジロック」と比較しながら、今年のフジロックを振り返っていきたい。 まずは前提の整理から入ろう。近年、フジロックのもう一つの楽しみ方として完全に定着したのが、Amazon Prime Videoによる生配信(2018〜2022年はYouTubeより生配信/2020年は過去のライブ映像を配信)である。3つのチャンネルに分かれて提供されるタイムスケジュールに沿って、主要4ステージに出演したアーティストのライブが中継される。様々な事情で現地へ行くことが難しいリスナーにとっても、ほぼリアルタイムで奇跡の瞬間を目撃できる、現代ならではのフェスの新たな楽しみ方だ。 では、現地鑑賞と配信鑑賞にはそれぞれどんなメリット/デメリットがあるのだろうか。フェスの観点から今一度整理してみたい。...
DAVID BYRNE | 東京 SUMMER SONIC 2026 | 2026.08.15
『アメリカン・ユートピア』から進化したのか 今年のサマーソニックは東京(幕張)の8月15日土曜日のみ参加した。他も観たいアーティストはいるけど、どれかと言えばこの日だった。その中でも今回は、デヴィッド・バーンのことを書きたい。それだけインパクトのあるステージだったからだ。自分は2018年に香港のフェス、ClockenflapでAmerican Utopia(アメリカン・ユートピア)のステージを観て非常に感激して以下のように書いた(当時書いたレポート)。 年間ベストクラスの素晴らしさ。ここ10年くらいでも上位に入るライヴだった。LEDスクリーンやプロジェクションマッピングなど映像演出が盛んな昨今、それを全く使わずに、人の動きと演奏だけで、どこまで視覚的にすごいものができるのかの挑戦をおこなっている。そして、それは大成功なのだ。 そしてこのステージは映画『アメリカン・ユートピア』(※)として結実することになる。この映画は音楽ファンに届いたし、過去の『ストップ・メイキング・センス』(※)の日本でのリバイバル上映にもつながっていった。...
【フジロック’26総括 Vol.2】「主要4ステージ」の次のステージは?
4km、15%、38,000分の1 フジロックの会場は広いし、人が多い。ひとつの街のようである。あれだけの人を集め、あれだけのミュージシャンが来て端から端まで4キロある。ということは新宿を起点にすると渋谷くらいまでの距離がある会場で「あんなことがあった!」と言われても正直知らないことも多い。新宿西口にいて東口や代々木や渋谷で起きたことなんてわからないのと同じである。 スタッフやミュージシャンも加えれば、会場にだいたい40,000人くらいいるわけで、自治体でいえば茨城県下妻市、長崎県島原市、静岡県牧之原市、長野県小諸市あたりの規模であるわけで(参考として満員の甲子園球場が約43,000人のキャパシティ)、それだけいろんな人がいていろんな考え方がある。「中国人のお客さんが増えた」と言っても、本土の人もいれば香港や台湾や東南アジアの華僑や中華系アメリカ人もいる。 こうした広大で多様なフジロックの中のいち出演者や出展者(出店者)の言動などをフジロックの総意と捉えたりすることもできない、という基本的なことを押さえたい。 Photo by 宇宙大使☆スター...
【フジロック’26総括 Vol.1】今年も、苗場に帰ってきた
今年も前夜祭から4日間、苗場にいた。FUJIROCK EXPRESSの一員として現場を駆け回り、ライブを観ては原稿を書き、人と出会い、飲んで、笑って、倒れるように寝る。夜が明ければ、また会場へ。その繰り返しだ。 けれど、その「いつも通り」は決して当たり前ではない。今年も苗場に帰ってこられた。そのこと自体が、どれほど得難く、ありがたいことなのか。会社の同僚、家族、そしてこれまで出会ってきた数え切れない人たち。理解と協力、出会いから生まれた縁、そのすべてがつながって、今年もたどり着くことができた。喜びたい。今年、ここにいられたことを。 せっかくここに帰ってきたのだ。この瞬間、この場所にいた証を、言葉に残しておきたい。山に鳴り響いた音楽、目の前で起きたこと、そして自分が何を感じたのか。2026年の苗場でしか生まれなかった記憶を、もう一度たどりながら綴っていこう。 今年のフジロックは、サプライズが目立った。 Tom Rowlands TOMORAとして出演した直後、Tom...
OASIS、再結成ツアーの熱狂を追う待望のライブ・ドキュメンタリー映画『Don’t Look Back in Anger』公開によせて
なぜ世界は歓喜に包まれたのか。映画が明かす再結成の真実と軌跡 世代も国境も越えて大熱狂を巻き起こしたオアシスの再結成ツアー『oasis live ’25』。あの一大現象は一体何だったのだろうか? ツアーが幕を閉じて約9ヶ月が経ち、本ツアーのライブ・ドキュメンタリー映画『Don’t Look Back in Anger』(邦題『オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー』)が、9月11日(金)より2週間限定で劇場公開される。第83回ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア決定など期待が最高潮に達する今、作品が明かすであろう映画の展望に迫るとともに、あの日私たちが目撃した奇跡のライブツアーをもう一度振り返る。 ライブ・ドキュメンタリー映画『Don’t Look Back in Anger』の見どころは、奇跡の再結成ツアー『oasis live...
さらさ メジャーデビュー作『Live Bluesy』に宿る普遍のアティテュードと拓かれた自由 ── そして10月末東名阪ツアー開催へ
なぜ、さらさの音楽は私たちの心を温かく満たすのか? 湘南出身のシンガーソングライター、さらさのミックステープEP『Live Bluesy』が、8月5日にリリースされた。活動当初から自らのテーマとして掲げてきた言葉「Live Bluesy(ブルージーに生きろ)」をタイトルに冠した本作。EPIC Records Japanからのメジャーデビューという新たなスタートにふさわしい、現在のさらさと深化した彼女のソウルを感じられる名刺代わりの一作だ。この夏には『SUMMER SONIC 2026』や『SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2026』への出演も決定。さらに10月末からは、本作を引っ提げた待望の東名阪ツーマンツアー『LIVE BLUESY TOUR 2026』の開催も控えており、新たなステージに立った彼女への期待が大きく高まっている。 これまで2枚のフルアルバムと1枚のEP、そしてメジャーデビューとなる本作を世に送り出してきた彼女。それらに収録されている楽曲たちの根底に流れているのは、ブルースの本質であり「Live...
THE XX | 新潟 FUJI ROCK FESTIVAL ‘26 | 2026.07.24
静寂を更新するダイナミズムと、「個」の覚醒がもたらしたポップネスの再定義 イギリス・サウスロンドン出身の3人組バンド、The xx。ロミー・マドリー・クロフト(Vo/Gt)、オリヴァー・シム(Vo/B)、そしてジェイミーxxことジェイミー・スミス(MPC/Key/Dr/Per)が鳴らす音には、常に特別な物語が宿っている。今年4月、8年という長い沈黙を破ってバンドが再始動し、メキシコから復活ツアーをスタートさせた。それに続くコーチェラ・フェスティバルのライブを生配信で観た際にも、サード・アルバム『I See You』以降のメンバーそれぞれの成長が集結し、バンドに新たなマインドセットをもたらしたことが力強く伝わってくる感動的なステージだった。だが、今回のフジロックで初のヘッドライナーとして彼らが見せてくれた景色は、そのコーチェラでの興奮すら遥かに凌駕するものだった。 The...
KING BROTHERS | 服部フェス in 大阪 服部緑地野外音楽堂 | 2026.07.27
地球の暑さを超えろ! 毎年恒例となった、「大阪で1番売れてないアイドル」くぴぽ主催の服部フェス。2日目となる7月26日(日)、大トリ・くぴぽの直前に登場したのはキングブラザーズだ。いつものようにケイゾウが「ロックの準備はいいですか?」と叫ぶと、「オオー!」と野太い声が返ってくる。くぴぽ待ちのファン(ほぼ男性)がステージ前に集結した会場は、すでに熱気に包まれていた。...
自爆 | 服部フェス in 大阪 服部緑地野外音楽堂 | 2026.07.27
太陽と拮抗する衝動 毎年恒例となっている「大阪で1番売れてないアイドル」くぴぽ主催の服部フェス、2日目の7月26日(日)、自爆はタイムテーブル終盤、京都を拠点に活動しているアイドルきのホ。と、exでんぱ組.inc 相沢梨紗&藤咲彩音の間に位置するというアウェイ中のアウェイという戦だ。 服部緑地公園の最高気温36℃のこの日、自爆が演奏する時間はちょうど直射日光がステージに向かって注がれる角度だった。サウンドチェックから鋭いロックンロールのフレーズが鳴らされ、ステージ前に人が集まり始める。盛夏の野外とはいえ、ジャケットを羽織っている高松名人(Gt.)と武田ガンジー(Ba.以下ガンジー)、着物風の衣装を身につけた汚駄物(Dr.)、ササキ(Vo./Gt.)は熱風に長い髪を煽られながら、バンドは淡々と音合わせをしていく。 ゆらゆらと熱気が立ち上る中、バックステージに戻ることなく汚駄物がシンバルを高らかに鳴らし”ロックンロールを始めよう”でライブは始まった。...
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自由になって悪魔に取り憑かれたように踊れ 「踊り続けよう!」とケイゾウが叫んでまず演奏されたのは、最近のセットリストではご無沙汰だった“69”だ。ケイゾウ(Vo,Gt)の真っ直ぐに伸びる歌声に、バンドは冒頭から速度を緩めることなく疾走していく。真っ赤なライティングの中で鳴る“ACTION!!!!”「This isキングブラザーズ」のリリックに乗せ、容赦ないマーヤ(Gt,Scream)のスクリームが脳天を突き抜けていく。黒いブルージーなケイゾウのギターを凝視し、喰らいつていくゾニー(Dr)の眼差しに息を飲む。 “There is nothing / 何もない。”ケイゾウが何度もシャウトし速度をあげながら“スパイボーイズ”へ。ふいに胸を突かれるような「泣き言を抜かすなよ」の部分を、噛みつくようにがなり歌うケイゾウの眼力は目が離せくなるほどだし、マーヤのスクリームが客を吸引力は天井知らずに増していく。...