米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁。2025年9月撮影。REUTERS/Kylie Cooper [25日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は25日、物価圧力は年内に和らぐ可能性が高いものの、米国のインフレはなお高過ぎるとの認識を示した。 ウィリアムズ総裁は講演で「連邦準備理事会(FRB)が担う2つの責務のうち、物価安定についてはインフレ率は明らかに高水準にあり、FRBの長期目標である2%を大きく上回っている」と指摘。「インフレ率を持続的に2%の長期目標へ戻すことが不可欠だ」と述べた。 その上で、インフレ率がFRBの2%目標に到達する時期は2028年になるとし、従来の27年から後ずれさせた。同時に、現在の金融政策は経済情勢に対応する上で「適切な位置にある」との見解を改めて示した。 FRBが担うもう1つの責務は最大雇用。ウィリアムズ氏は労働市場は底堅いとの認識を示した。 商務省がこの日に発表した5月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年比4.1%上昇。2023年4月以来の大きな伸びだったが、エコノミスト予想と一致した。...